南相馬の市長からのメッセージ 他

 買いだめはよくない……確かによくないと思う。でも、3週間もの間、屋内退避を要請され、食べ物や水が運ばれてこなければ、人は飢え死にしてしまう。
 燃料や免許のない人もいる。どうやって自主避難をしろというのだろうか? 
 南相馬の市長はついに外国に救いを求めてSOS発信をはじめました。



 以下は、花巻を拠点としている山田周生さんのつぶやきから。

釜石市街ではスーパーもオープン。数は少ないが刺身も置いてあったそうだ。家が残った被災者たちは、自力で食料へ手が届くようになってきた。いっぽうで家もまるごと倒壊してしまった人々は、お財布すらない。避難所で自分だけ食べるわけにもいかない。被災者も格差が広がり始めている。


●長靴が必要な理由…倒壊現場は土泥でどろどろ。津波で倒壊した自分の家を片付けたり、思い出の品を探したりするため、ぬかるみの中を歩き回らなければなりません。たった一足しかないシューズでさえどろどろになってしまう。雨天の時ならなおさら足下が悪い。そのため長靴が必要なのです。


長靴を送る場合、混載ではなく、ダンボール箱に長靴だけを入れ、箱の側面にも内容物が何であるか明記して送ってもらえるとありがたいとのことでした。ありがたいことに、たくさんの支援物資が届いているのですが、被災地では、残念ながら荷物を種分けする余裕はまだないとのこと。積み重ねられた大量の荷物の中から、前日要請のあった支援物資を被災者の元に届けている、という状況のようです。たぶんこれは石巻でも同じだと思います。
(わたなべ)